おイモの季節到来!
9月始めくらいから幕張にある世界一有名なネズミのキャラクターのいるリゾートのハロウィンイベントの告知が始まったのを機に、ハロウィンスウィートに絡めて、今まで書いたことのないサツマイモのコラムを書こうと思っていたら、もうクリスマスイベントの告知が始まりそう。あっという間に今年も終わってしまいそうな勢いだ。
ところで、ジャガイモ、サツマイモの自生地が両方とも南米であり、ラテン系の香りがするかどうかはみなさんのご想像にまかせる。
また面白いのが、ジャガイモは「馬鈴薯」、サツマイモは「甘藷」と別名をもつのも共通している。
サカグチは和歌山出身のため、徳島というサツマイモの産地が海向かいにあり「イモ」と聞くと、「サツマイモ」を連想する。
ジャガイモ収穫量日本一の北海道でイモと言えば「ジャガイモ」というのは想像できるが、サツマイモ一位・ジャガイモ二位の鹿児島県、サツマイモ二位・ジャガイモ五位茨城県、サツマイモ三位・ジャガイモ四位の千葉県の人たちは「イモ」と聞くとどっちを連想するのか?サカグチには興味深い。
「イモ」と聞けば、サカグチは「サツマイモ」、
今回はサツマイモの話題で進めたい。
サツマイモの植え方にはいろいろな流儀があり、産地によっても植え方が異なるのはご存じだろうか?
水平植え、船底植え、垂直植え、斜め植えなどまだたくさんあるが、産地によって植え方が異なる。
さつまいもをそだてよう:
から引用
それぞれの産地や植える人によって植え方に違いがあるのは、以下のいずれかを重視するかで決まるのと推察している。
1)植え付け時の作業性
2)収穫した際のサツマイモの形
3)収穫した際のサツマイモの重さ
例えば、垂直植えや斜め植えはツルを定植する作業が非常に早いが、水平植えや船底植えは非常に手間がかかる。
さらに
同じ品種であっても植え方によって、収穫できるサツマイモは変化する。
左から船底植え、垂直植え、斜め植え(品種:ハロウィンスウィート)であるが、
船底植えにした場合、細長い同じ形状(長手という)のイモがたくさんできる。
垂直植え、斜め植えは大きな丸いイモ(丸手という)ができるが数が少ない。
「形」重視か、「重量」重視かで産地、生産者のこだわりが、見て取れるのが面白い。
サツマイモの話を書き始めたら、お腹が空いてきたのでこの辺でお終いにするが、今、頭の中をよぎったのは「何より好きなのは、お料理すること、食べること」’ぐりとぐら’。
私にとって印象に残っているネズミキャラは’ぐりとぐら’のようだ。
みなさんはいかがでしょうか?
参考文献
かんしょをめぐる状況について:https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/imo/attach/pdf/siryou-6.pdf
ばれいしょをめぐる状況について:https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/imo/attach/pdf/siryou-4.pdf
さつまいもをそだてよう: