今週からイチゴ春親苗の出荷がスタートします。
小淵沢の出荷場も配送用の段ボールが山積みで、いよいよ出荷が始まるのだなあと気持ちが締まります。
皆様にお届けする苗を日々管理しているのが弊社生産チームです。特に自分の仕事にプライドをもち、日々苗の栽培に携わってくださるパートさんの力は絶大です。
何か月間も自分の目で確認した苗が出荷されるのを見届けることが「働き甲斐」につながるとのこと!
働き甲斐は、SDGs17のゴールで、ゴール8「働きがいも経済成長も」に該当します。SDGsと聞くと環境問題、貧困や飢餓関連のゴールが思いつきますが、このようなゴールも設定されています。
世界の状況は、開発途上国の5歳から17歳までの4人に1人が労働力や兵士となることを強いられていること、世界では5人に1人の若者が、教育も受けておらず、仕事にもつけず、職業訓練を受けることもできない状況にいること、仕事に就いていても、貧困から脱出するために十分な稼ぎを得られていない人が7億8300万人いることなどが挙げられます。
世界の事情は、自分たちからは遠い話しのように聞こえてしまうかもしれませんが、「働く」という点で考えますと、私たちの身近で考えられることかと思います。
一人一人の力で、一つの苗を作っています。
ご指摘いただく様々なご意見をとりいれて、苗の様子を注意深く観察しながら、じっくりと育てております。
苗をお手に取った皆様に喜んでいただけますよう、日々苗づくりを考えていきたいと思います。
春の親苗の様子(2022.2.28現在)
参考文献:ユニセフHPhttps://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/8-economic_growth/